南青山のトータルビューティーヘアサロン (外苑前駅4A出口より徒歩4分)

COLUMN

知っているようで知らない。紫外線の話

毎年の様に暑さを更新してつらい日が続きますね…。 スタイリストの大庭です。

今回は知っているようで知らない。紫外線の話をしていきます。

まず紫外線とは当たり前ですが目に見えません。(ちなみに光は紫外線・赤外線・可視光線に分かれますが人の目でとらえられる光は可視光線だけです)

そんな紫外線も3つに区分されます。それがUVA・UVB・UVC  UVとはultra-violetの略称のようです。

 

まずUVAとはお肌にとって老化を促進させるのですが一定の量であれば細胞の活性化にも繋がるそう。このUVAの影響でお肌が黒くなるサンタンという日焼けが起こります。(日焼けサロンはこのUVAを利用しています)

UVBはお肌を赤くする作用があり、ひどい場合は火傷のような症状が出ます。この現象はサンバーンと言います。

それではUVCとは何なのか。これは強い殺菌力があり生身であたると発がん性などがあり危険ですが、基本的には地上までは届きません。

 

ここまでをまとめると…

UVAは肌の老化と肌を黒くするサンタンが危険! UVBは肌を赤くしてから黒くなるサンバーンが危険です!

 

続いてこのUVAとUVBから我々を守ってくれている日焼け止めの選び方を解説していきます。

UVAから守る強さを表すのがPA この防御力は+の数で表されており1~4個まで表記されます。数が多いほど高い防御力となります。

UVBから守る強さを表すのがSPF値 こちらは数字で表記していて値が高いほど高い防御性能があります。

 

それではPA++++やSPF50のような高い紫外線対策ができる製品を毎日つけたら大丈夫! というのは正しいのでしょうか?

答えは△

目的にもよりますが日焼けを防ぐことには長けていますが、あまり数値の高いものはお肌への影響も大きいのでお出かけに合わせるといいでしょう。

普段のお出かけであれば数値の高くないものを使用してレジャーなどに出かけるときはしっかりと防げる日焼け止めを選ぶといいですよ。

 

これまで紫外線とお肌の関係の話をしてきましたが、髪に対しても紫外線は厄介な存在です。

髪の場合だと髪のたんぱく質を変性させてダメージの原因になったり、ヘアカラーの褪色に影響してきます。 髪の表面のみ毎回明るくなってしまうのは紫外線が大きく影響しています。

綺麗なカラーを保ちたいときは髪の紫外線対策もお願いします!

髪の日焼け止めにはスプレータイプがおすすめなので何を使っていいか分からないときはミーファが色んな香りも楽しめておすすめです。

KINDでも発売してますので気になった方はサロンスタッフにお尋ねください。

 

最後にまとめ。

紫外線について簡単にまとめましたので気になったところはメモしてくださいね。

〇肌を黒く焼きたくない方はPA+++以上を選びましょう。

〇肌が赤くなりやすい方はSPF値が50以上が望ましいです。

〇紫外線が多いのは6月から8月が最も強くなります。

〇紫外線は雪や水に反射するので冬場のスキーや夏場の海も紫外線が強い傾向になります。

〇曇った日にも紫外線は80%以上透過して地上に届きます。曇った日も日焼け止めを塗りましょう。

 

スタイリスト大庭でした。