こんな時は読書。
本当に本を読むといろんな景色を見せられる。
素敵な結果を出せている人って一本筋が通っていて軸がブレない人なんだろう
たいてい表現は違えど言っていることは同じだ。
「思考は行動に直結する」確かにそうだ、ネガティヴなことばっかり言っていると
人も寄って来ないし大体なにやっても失敗するし何も変わらない。
「ゼロから1にする」また出てきたこのワード!
弊社の評価もここが基本になってます。でも「0から1」これをやれるのは並々ならぬ
勉強と肝っ玉がないと行動に移せない、仕事のコピー&ペーストは楽だけど成長しないし
イノベーションも起こせない。でもどうやれば0から1にできるのかそのヒントがこの本にありました。
「トライ&フェイル」失敗して学べ、怖いけどやってみなけりゃ分からないどんなに
話し合っても正解は見えないし「正解を求めたら、絶対にイノベーションは
生み出せません。正解がある時点でイノベーションは無いと‥」
ごもっともです。弊社には山本と言うアイアンハートを持つスタッフがいます。
いつも「うっ‥」と即答、即決できないようなアイデアで新しい市場、集客システムを
提案してくる。
例えば脱毛メニューの導入提案、当時の90%のスタッフが反対確かに400万円の導入コスト、適任者選びなど問題は山積みだったが1番大変だったのがスタッフの意識改革が難しいかった。結果的には大成功だったが。
そもそも美容師を目指す子たちはファッションが好きでトレンドのヘアースタイルや
エキセントリックなヘアースタイルを提供するファッション感度の高いヘアースタイリストを目指してやってくる、そこへいきなり新しいメニューで「ムダ毛の処理」=脱毛を導入するとなるとビックリ、もはやこの職場は価値観が違う絶対に共感なんてできないなんて思っただろう。
ああっあの時にこの本を読んでいればもっとスムーズにプレゼンできてたかもしれない。
本文の中でプレゼンで初心者がよく陥るミスとは「話さなければならないこと」「内容を理解させるため」に話すこと。
そしてプレゼンの目的は「聞いた人が喜んで行動すること」と書かれていました、その先のhappyを夢を語っていなかったような気がします。
「でなけばならない」みたいな言い方していたのでは無いかと‥
がしかし本音はこの本のタイトルでもある「あたりまえを疑え」なんです。
オシャレでカッコイイスタイルだけを作るのが本当に魅力的な美容師ですかと
もっとお客様の事を考えると、おしゃべりがしたい、ヘアーだけじゃなくメイクもネイルもエステも脱毛もしたいと思ってるかもしれない。
スタッフには自分が所属する会社や業界にとどまらず「外の世界」とコミュニケーションすることによって既存の価値観に縛られずゼロから何かを生み出す能力をやしなってほしい。
多分野の知識をもって、より広い観点から判断すれば、客観的にお客様は美容室になにを求めているのかが理解できたのでは無いかと思いました。
この本を読んで思ったのが伝える力、プレゼン力って大切だなと痛感しました。
プロローグで「あたりまえ」という呪縛から逃れ、自分の頭で自由に思考し少しずつ行動に変えていきましょう。」と書かれていました。まさにこれから世の中は進化しているのに売手側(美容師)の進化が遅い、なのにお客様はどんどん進化していく、求めている事が売手と買い手に乖離しているのに気がつかず同じことを繰り返すコピペのスパイラルになってしまうことが恐ろしい。
髪結屋とかパーマ屋とか求められるメインメニューによってお客様が使っていた過去の美容室の呼称、私たちの努力で未来のお客様には私達の仕事場を魅力のある洗練された呼び名で表現してもらいたい。
澤さんプレゼンテーションの仕方からイノベーションの考え方、人脈の作り方、食事のこと時間の使い方、大変勉強になりました今後スタッフに話す時は「聞き手がhappyになることだけ考える」を心がけてプレゼンしてみます。
そして澤さんのトレードマークのロングヘアー加齢とともに髪の毛が細くなりカラーやパーマの施術でかなり傷んでおられるのではないでしょうか、是非一度KINDにお越し下さい。
感動するようなKINDオリジナルのトリートメントを提供させて頂きます。
ありがとうございました。
飛田卓司