前田祐二さんの本を読んで南場智子さんの事が気になって青山ブックセンターで
「不格好経営」を買って読んでみた。
あっという間に読み終わった、感想はハリウッドのコメディ映画のような
描写で楽しく、もがき苦しみ、七転八起で起業するさまをリアルに表現していて
爽快でもあり感動もし、私も同じ経営者として考えさせられる所だらけ。
メチャクチャ大変だったんだろうなぁと今回は斜めから見ず素直に受け入れた。
すごく勉強になったのは
「創業期から一貫して多大な時間とエネルギーを費やしていたのが採用活動である」と
そして、DeNAの競争力の源泉は「人材の質」だと。
人材の質を最高レベルに保つためには、①最高の人材を採用し、②その人材が育ち、実力をつけ、③実力のある人材が埋もれずにステージに乗って輝き、④だから辞めない、という要素を満たす事が必要だと書かれていた。
ごもっともです、ですが弊社は零細企業でそんな良い人材はうちにはとんでもないけど
きてくれないですよと言い訳をしたいところだけど、この本を読んでるとそんな言い訳を
する暇があったら入社してくれるアイデアを考えろと一蹴されそうなのでやめておこうと思わされる。
「物事を提案する立場から決める立場への転換に苦労した。」とも書かれていた。
案件や予算の大小に関わらず物事を決めるときには不安や迷いが頭の中を走り回る、確かに経営者になると色々なアイデアを提案され、やりましょうと前のめりに決定をせまられる毎日。
さらに「不完全な情報に基づく迅速な意思決定が、充実した情報に基づくゆっくりとした意思決定に数段勝ることも身をもって学んだ。」
と書かれていた事も
まさにごもっともですと心の中でつぶやいた。
ネチネチと考えていてもタイミングも外れスタッフのモチベーションも下がってしまう。
考えに考え抜いたアイデアや案件も悩んで決定できないことで経験にも売上にもならず時間だけ無駄に投資をした反省もある。
そして胆力!
リーダーの胆力はチームの強さにそのまま反映される。
けどこの胆力ほど鍛えて身につけることは時間もかかり難しいそもそも、風林火山の武田信玄じゃあるまいしもって生まれてきた人にとってはなんでもないかもしれないが到底小心者のわたしにはすぐさま身につくものでもない。
でもこれからは清水の舞台から飛び降りる気持ちで何事も臆せず冷静に立ち向かうことを「不格好経営」を読みながら自分に檄を飛ばして胆力をそなえ新しいことにチャレンジすることをそっと約束しました。
私も頑張りますので南場さんも頑張って最近ニュースで調子悪そうな
報道があったから。応援してます。
もし南波さんこのコラム読んだらうちに野菜でも買いに来てね。
うちは美容室が本業だけど色んなことにチャレンジしていて結果にコミットするヘッドspaから脱毛、マルシェまでやって野菜も売ってます。
身体の中から外見まで美しく。そして青山の頂上から名門の美容サロンを目指します。